たまことトラベル

旅好き・乗り物好き.

四国旅行2泊3日モデルコース 観光列車・四国まんなか千年ものがたりで行く香川・徳島・高知旅

題名

少し前の記事で香川県多度津徳島県大歩危の間を走る観光列車、四国まんなか千年ものがたりの記事を書きましたが、この度2度目の乗車をしてきました。今回は羽田から飛行機で香川入りして、観光列車で徳島を経由で高知入りしました。前回は香川の観光地のご紹介をしましたので、今回は高知の観光地や宿の紹介をしていきます。

 

四国まんなか千年ものがたりについての詳細や基本的な予約方法についても前の記事をご参照下さい。今回の予約時の状況などはこの記事に書いておきます。

tamatamaiikotogaatta.hatenablog.com

 

四国へのアクセス

ここでは東京から今回の四国の玄関・高松へのアクセスをご紹介します。

詳細な時間は変更される可能性がありますのでプランニングの段階でご確認下さい。

ちなみに四国まんなか千年ものがたりの多度津駅出発は10:19になります。

飛行機

羽田発のANAJAL、成田初のジェトスターがあります。

8:45に高松空港着のANAから21:40着のJALまで利用可能です。

LCCジェットスターは早朝と夕方の2便です。

多度津駅高松空港間は公共交通利用ですと1時間半~2時間以上かかると思われますので当日の高松入りだと多度津駅10:19発のまんなか物語の発車には間に合いません。

タクシーも調べてみましたが、ギリギリ過ぎて微妙なラインでやめておきました。

 

列車

サンライズ

東京から高松までの寝台列車サンライズ高松の利用はいかがでしょうか。寝台はすべて個室。住宅メーカーと共同で設計したインテリアを使用しています。

東京21:50発、高松7:27着。高松琴平間延長運転日は多度津駅まで直接行くことが出来ます。多度津駅には8:25着です。

岡山まではサンライズ出雲と連結されて走行しています。

かなり人気の列車ですので予約開始日に秒殺ではないでしょうか。私も一度乗ってみたいです。

www.jr-odekake.net

高速バス

西東京バス琴平バスがあります。高松駅から先へもシャトル区間利用で行けるようです。バスや乗車場所にもよりますが20時くらいから乗車し、翌朝香川に到着します。

全国の高速バス・夜行バスの予約!格安・最安値情報【バス比較なび】

 

四国まんなか千年ものがたり列車予約

2号車 

今回の旅行では予約の食事はシェアするつもりでしたので、JR四国ツアーのセット商品ではなく乗車料金と食事券を別々に購入しました。

 

まずは席の確保。発売日の朝にみどりの窓口に並びましたが、購入手続きをしている間にみるみる席が埋まっていきました。人数によって選べる席が決まってますので選択肢は限られています。今回は2号車の「夏清の章」「冬清の章」を予約することになりました。ベンチソファーの車両です。

 

以前高知駅みどりの窓口で購入するときは座席番号が書かれたパネルを見ながら予約することができました。今回はJR東日本みどりの窓口でしたのでそこまでの用意はされていませんでした。自分でプリントアウトしたり、スクショするなどで準備しておくと第一希望の席が取れなかったときに便利だと思います。

 

余談になりますが、当初は3人旅行の予定で、4人掛け席(3名以上で予約可能)を予約してました。予約後しばらくしてから1人追加になり、窓口を再訪したのですが、追加手続きが結構大変でした。

 

予約済みの4人席の1席分は空いているのですが、この席を1人予約することは出来ないシステムらしいです。なぜなら勝手に見知らぬ一人旅の人と相席になることを防ぐため。色々手を尽くして、なんとか変更できました。

 

お食事券はWebサイトから予約しました。

たまことトラベルの旅程表

1日目 丸亀泊

私は今回は都合により最終便で香川入りしましたが、午前便を利用して、香川観光を楽しむことをおすすめします。

 

最初何となく高松のホテルを予約していましたが、多度津とは逆方向ですし、それほど滞在時間もないので朝ゆっくり出来るように丸亀に変更しました。高松ほど繁華街ではないので、駅前滞在の割にひっそりしておりましたがそれでも夜に駅近くの居酒屋で美味しい瀬戸内の料理を堪能し、朝はうどん屋に行くくらいのお楽しみはありました。我々の到着が遅すぎて行けませんでしたが骨付きどりの一鶴のお店も近くにありますし、丸亀城など観光地もあるので少し早めに丸亀入りしたかったです。

 

泊まったのは東横イン丸亀駅の真ん前で電車移動を控えた身にはとっても便利でした。朝食も付いているのでうどんを食べたあとコーヒーだけ頂きました。

2日目 香川から大歩危(徳島)へ

丸亀から多度津に移動して、まんなか物語に乗車です。

多度津に着いた時点ではまだ列車は調整中で真ん中の線路にいました。

 

出発

テーブルの上には車内注文分のドリンクや軽食のメニューがありました。

テーブル

 

季節限定メニューやお土産のプレートもありました。秋なので季節のケーキはスイートポテトがラインナップ。

遅めに注文したら、ラスト1つしかないと言われたので気になる物があれば早めに注文したほうがいいみたいです。ビール➕150円のフィッシュカツや、牡蠣のアヒージョなどを頂きました。

 

 

 

琴平駅で一時停車です。

ウエルカムドリンクを頂いて、専用ラウンジや駅舎の見学ができます。

予約の食事を積み込んでいたようで、神椿のお店の方も出発のお見送りをして下さっていました。

琴平駅
予約の食事

 

旅程

琴平を過ぎると、列車は山の中に進んでいきます。

途中、秘境駅坪尻駅に立ち寄りスイッチバックを体験したり、池田高校で有名な阿波池田駅に立ち寄り法被などをお借りして記念撮影ができます。

途中下車

 

前回の乗車に続いて、今回も快晴とはいきませんでしたが、吉野川と四国の山の緑はきれいでした。

 

川の向こう側からお見送り。

大歩危の景色

 

大歩危の様子

大歩危駅に到着。チンドン屋のシャボン玉でお迎えしてくれます。

大歩危で川下りをしてから南風で高知入りする予定でしたが、雨予報だったので丸亀で南風の指定の変更をしておりました。途中ポツポツ降ったくらいだったので変更しなくても良かったかもです。大歩危駅みどりの窓口はないので朝の時点での判断でしたがミスジャッジでしたね。

 

まんなか物語到着後すぐの高知行の特急もありましたが、1時間ほど滞在して駅前のお店や川沿いの遊歩道をプラプラして過ごしました。

 

この辺りの移動ができる路線バスもありましたしタクシーもいましたので大歩危観光予定の方は参考になさってください。

https://miyoshi-tourism.jp/wp-content/themes/tmp/pdf/download/bustable_JP.pdf

 

 

 

大歩危マート1は貸し切り営業中でした。中で祖谷そばなどを召し上がってる様子。

大歩危マートには初めて見るサイズの田舎豆腐が。食パンくらい大きかったです。

 

 

3日目・高知観光

いよいよ高知に到着です。高知は東西にとても長いので足摺岬などへの訪問を検討中の方は高知駅からそのまま中村方面へ列車移動を続けるほうが良いかもしれません。

 

今回は2泊3日の四国旅のモデルプランですので、1日で気軽に訪れることができる高知市内の観光地を中心にご紹介します。

 

便利な観光ツール

まず高知県観光に便利でお得なツールを2点ご紹介します。

 

竜馬パスポート
竜馬マスポート ブロンズ

竜馬パスポートです。まずは、高知駅などで竜馬パスポート申請書を入手して3つスタンプを貯めましょう。パスポート参加施設の宿泊所や商店、観光施設の利用で押印されます。参加ホテル1泊で1つ・高知城で1つ、ひろめ市場で500円消費すると1つ押印してもらえるので最初の3つは簡単です。

3つスタンプを貯めると青パスポートの申請が可能です。高知駅・空港・帯屋町などで交付手続きを行っています。パスポートを参加施設で提示することにより様々なサービスが受けられるようになりますし、さらに押印を集めることができます。定められたスタンプが埋まると青、赤、ブロンズの順でグレードアップしていき、受けられるサービスもグレードアップされます。高知空港のインフォメーションではパスポート発行が可能な上高知空港売店でも押印と割引サービスが受けられるので帰りのお土産をお得に買い物することが出来ます。

 

龍馬パスポート | 高知県観光情報Webサイト「こうち旅ネット」

 

MY遊バス

市内の観光地の移動に便利なバスの一日乗車券です。

桂浜券と五台山券があり、それぞれ1000円と600円です。

市内の観光施設の割引サービスも受けられますのでお得に利用して下さい。

MY遊バス|高知県観光情報Webサイト「こうち旅ネット」

 

路面電車

東西の路線と南北の路線がはりまや橋で交わっています。高知駅からの移動に便利です。市内は均一料金ですので、南北路線に乗ってはりまや橋で東西の路線に乗り換えるときは、降車時に運転手さんから乗換券をもらいましょう。次の降車時はこの乗換券を支払いの入れ物に投入すればOKです。

1日乗車券もありますので、坂本龍馬の生誕地や上町の竜馬の生まれた町記念館や桟橋の自由民権期年間など近場の観光をされる方はちょっとした移動に使えて便利だと思います。

・竜馬の生まれた町記念館HP(ミニマムで私的には好きな記念館です。入館料が300円とお安いのも魅力的) 龍馬の生まれたまち記念館 | 龍馬の生まれ育った高知市上町周辺

・自由民権記念館HP https://www.i-minken.jp/

高知市内の観光地

はりまや橋
はりまやばし

はりまや橋はがっかり名所として名をはせていますが、東西に走る路面電車の交差点であり、市民のランドマークです。名誉挽回を試みてアンパンマンを配置したり、よさこい節のオルゴールが流れる仕掛け時計を設置したりして割と楽しめるスポットです。

 

運が良ければ3つの路面列車がはりまやばし交差点で交わるトリプルクロスが見られます。電車好きの方ははりまや橋横の西鉄インの電車側のお部屋に滞在することをオススメします。

 

高知城

高知城

市内中心部にある高知城は江戸時代の天守が現存している現存12天守のひとつです。天守の他に、本丸御殿、やぐら、追手門など本丸の建造物がほぼ残されている貴重な城です。私の祖母は市内中心部に出かけることをお城下に行くと言っていました。お城は町のシンボルですね。

天守への入場は420円。開館時間は9時~17:00です。

高知城 公式ホームページ | Kochi Castle Official Website

 

ここでもオススメのホテルを。

滞在した高知会館の電車通り側の部屋からは天守閣が綺麗に見えました。

木曜市もすぐ側で開かれます。

ひろめ市場
ひろめ市場

土佐藩家老の名前が由来のひろめ市場。高知の食が集う場所です。店舗の席とフードコートの席があり、店舗の席の他店からの持ち込みについては店舗により変わります。(飲み物だけその店で頼めばOKとか、その店で取り扱いのあるメニューの他店舗からの持ち込みはダメとか)

 

地産の珍しい野菜、リュウキュウの酢の物や、田舎寿司、ウツボや鰻、土左巻き、なぜかインドカレー、色々な物が食べられます。

人気なのは餃子の安兵衛や、塩タタキのやいろ亭。焼きたての脂が溶けたカツオの塩タタキの旨さをぜひ味わって下さい。

ひろめ市場の安兵衛がお休みでも、近くの屋台の店舗は営業していることもありますよ。

ひろめ市場:営業時間 10時~23時 (日曜は9時~)

日曜市
日曜市

日曜日の朝から夕方まで開かれる日本一長い曜日市です。普段は4車線の道路の追手筋の2車線を通行止めにしてお店が開かれます。

高知の曜日市は火曜日と木曜日、土曜日にも別の場所で開かれていますので日曜日以外の滞在の方はそちらを覗いてみて下さい。

 

色鮮やかな季節の新鮮な食材や懐かしいお餅、お洒落なスイーツや植物など様々な商品が売られています。普段は生産者の方がお店を出している事も多く、元気なおばちゃん達の様子を見ているだけで楽しいです。

うどんや焼き鳥などの食べ歩きも充実しています。中でもいも天は観光客にも地元客にも大人気です。

日曜市:日の出から日の入りまで。ざっくりしてて高知らしくて好きです。

 

ブライトパークホテルやウェルカムホテルは大手筋沿いに立地していますのでチェックアウトまでの間に日曜市を覗きたい方はとても便利だと思います。

県立牧野植物園

高知市南東部の五台山にあるNHK朝ドラらんまんで有名になった牧野博士の植物園です。とても広くて見ごたえがあります。植物以外にも、映像や展示エリアも充実。

ミュージアムショップやカフェレストランもあるので一日ゆっくり過ごせます。お弁当を持ってピクニックしても気持ちがいいと思います。

牧野植物園

高知県立牧野植物園 THE KOCHI PREFECTURAL MAKINO BOTANICAL GARDEN

牧野植物園:9時~17時

高知駅からMY遊バスで行くことができます。

竹林寺

牧野植物園の隣にある、四国霊場31番札所です。♪土佐の高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うをみた♪のよさこい節の舞台でもあります。五重塔や名勝庭園など見どころも多く、イベントも盛んに行われています。

五台山 竹林寺|高知県高知市五台山|真言宗智山派の寺院

桂浜

♪月の名所は桂浜♪と歌われる、県内有数の観光地です。高知・太平洋といえば桂浜をイメージする方も多いのではないでしょうか。海を見つめる坂本龍馬像があり、夏から秋にかけて竜馬と同じ目線になれる展望台が設置されることもあります。

 

最近公園内の商業施設の整備が進みカフェやショップが新しくなりました。

桂浜水族館や県立坂本龍馬記念館も隣接しています。

【公式】桂浜公園 KATSURAHAMA PARK

まとめ

観光列車、四国まんなか千年ものがたりの乗車レポと高知市内の観光地のご紹介を致しました。高知空港から羽田空港行の最終フライトは19時台後半なのでご紹介した観光地はいくつか回ることが出来ると思います。成田空港行のジェットスターは15時発ですので午前中だけの観光になりそうですね。

 

そして、私の大好きなものがたり列車シリーズですが、実は高知でも走っています。

志国土佐 時代の夜明けものがたり。

今回ご紹介出来なかった市街地の観光地や夜明けものがたり列車の事もそのうちご紹介出来ればと思います。

 

 

 

 

 

 

伊予灘ものがたりに乗る 1泊2日愛媛観光モデルコース・乗車レポ

瀬戸内海を走る観光列車伊予灘ものがたりの詳細と、併せて楽しみたい1泊2日愛媛観光について乗車レポを交えてご紹介していきます。

 

伊予灘ものがたり

2014年7月に運航を開始したJR四国初の本格的な観光列車です。伊予灘線の景色を食事をとりながら楽しめる人気の列車です。

 

伊予灘線はかつて廃線の危機をギリギリ免れたローカル線でしたが、ポスターやロケ地として有名となり、風光明媚なロケーションが観光列車の舞台に選ばれました。伊予灘ものがたりのコロナ前の平均乗車率は90%を超え、JR四国の看板商品です。

 

リピーターが多いのも特徴で、私も2021年に乗車して以来リピートの機会をうかがっています。伊予灘ものがたりの魅力と、乗車前後の愛媛観光のおすすめなどをご紹介していきます。

運航日

土曜・日曜・祝日を中心に運航されていますが、月によっては金曜日の運航もあります。

運航日・運休日以外の貸し切り運行も受け付けています。

時刻表

伊予灘ものがたりは1日4便の運航です。

運行時間に合わせて食事の内容が朝食、ランチ、アフタヌーンティーと変わります。

・大洲編(下り)朝食

 松山8:26発 伊予大洲10:28着

・双海編(上り)ランチ

 伊予大洲10:57発 松山13:01着

八幡浜編(下り)ランチ

 松山13:31発 八幡浜15:50着

・道後編(上り)アフタヌーンティー

 八幡浜16:14発 松山18:17着

 

座席

リニューアルした伊予灘ものがたりは3両編成です。

1号車 茜の章

4名まで利用可能なボックス席・2名席・カウンター席があります。運転席側はガラス扉で前面展望も楽しめます。

 


2号車 黄金の章

2名用ペアシートとカウンター席があります。車いす対応の席とトイレも2号車にあります。


3号車 陽華の章

定員2~8名の個室空間で2名以上で利用可能です。海向きのソファーシート4席があります。


料金

どのコースの列車に乗るのか、食事券を頼むのか、どの車両に乗るのかで価格が変わります。

 

1号車・2号車は乗車券と特急・グリーン券が必要です。

3号車は乗車券と特急券の他に個室グリーン券(一室利用料)が必要です。

車内での食事を申し込む場合は事前予約券の購入が必要です。

1・2号車

松山~伊予大洲間 運賃1080円、特急料金1200円、グリーン料金1700円・合計3980円。

松山~八幡浜間 運賃1480円、特急料金1200円、グリーン料金1700円・合計4330円。

3号車

人数分の上記料金に加えてグリーン個室料金33600円が必要です。

(2023年10月以降の料金設定で記載しています)

 

食事

2か月に1度メニューが変わります。2代目車両での営業から温製料理がメニューに加わりました。

大洲編 (松山8:26~伊予大洲10:28)

朝のひと時を味わう旬彩モーニング 3000円です。

松山市のヨーヨーキッチンの料理長が監修しています。

旬の地元食材を冷製料理・季節のポタージュ・温製料理で提供しています。

双海編 (伊予大洲10:57発~松山13:01)

 

内子杉の木箱で彩る和杉膳 5500円です。

内子町のレストランからりの料理長が監修しています。

旬の地元食材を使用した冷製料理・温製料理・コーヒー提供されます。

八幡浜編 (松山13:31~八幡浜15:50)

門田フレンチ~伊予灘ミニコース~ 5500円です。

松山市の瀬戸内風仏蘭西料理レストラン門田のシェフが監修しています。旬の地元食材を使用したスープ、冷製料理、温製料理・コーヒーが松花堂弁当で提供されます。

道後編 (八幡浜16:14~松山18:17)

伊予灘の菓織箱 3500円です。

松山市のPetit Paris~パンのある暮らし~のシェフが監修しています。

アフタヌーンティセットが特製紅茶とともに提供されます。

 

車内販売

事前予約性の食事の他に飲み物・デザート・お土産屋グッズの車内販売があります。

地ビール、生ビール

・オリジナルカクテル

・みかんジュース

・厳選コーヒー

・ケーキ

・日本酒

・お菓子

・おつまみ

・オリジナルグッズ

予約方法

きっぷ

きっぷの購入は全国のみどりの窓口及び主な旅行会社で購入できます。

Webからは観光列車きっぷと車内食事券、四国内発着往復乗車券と自由席特急券がセットとなったお得なプランを発売しています。

食事券

食事券の販売箇所は以下になります。

食事券のみの予約は出来ません。

JR四国 みどりの窓口 乗車日の1ヶ月前から4日前まで(現金・クレジット)

JR四国 旅の予約センター 乗車車日の1ヶ月前から10日前まで(銀行振込・現金書留)

JR四国ツアー 乗車日の1ヶ月前から4日前まで(クレジット コンビニ決済)

・tabiwa by WESTER 乗車日の1ヶ月前から4日前まで (クレジット)

 

また、時期によってはバスツアーの販売もあるようです。

愛媛おすすめ観光地

愛媛県の人気の観光地をご紹介します。

伊予灘ものがたり乗車と合わせてお楽しみ下さい。

 

松山

道後温泉

 

JR松山駅から伊予鉄道環状線に乗り換えて道後温泉駅まで約30分です。路面電車の坊ちゃん列車は観光手段としても移動手段としてもおすすめです。

 

近辺には坊ちゃんカラクリ時計や子規記念博物館などもあり、観光地としても見ごたえがあります。

 

道後温泉本館明治27年建造の木造三層楼の公衆浴場で日本最古の温泉と言われています。本館は現在営業しながらの保存修理工事を行っており、利用できない部分もあります(2023年9月現在霊の湯で入浴可能)

霊の湯 大人460円

営業時間 6:00~23:00(札止22:30)

タオルやシャンプーなどの販売あり。

 

皇室専用の御湯殿である又新殿の見学は受け付けています。

料金 大人270円 所要時間約15分 事前ネット受付・当日受付あり

 

松山城

松山城は日本で12か所しか残っていない現存12天守の1つです。

天守重要文化財に指定されており、見学が可能です。

松山城天守観覧券 大人520円

ロープウェイ料金 大人 往復520円 片道270円

アクセス:JR松山駅から道後温泉行の市内電車で約10分、大街道下車徒歩5分。

大洲

情緒ある街並みの残る伊予の小京都と呼ばれるエリアです。

大須まちの駅あさもやは、レストランや観光案内所もあるので立ち寄るといいでしょう。町のシンボル大須城からは伊予灘ものがたりに向けての歓迎の旗振りもみられます。そしてなんと!お城に宿泊が可能です。

青島



 

大洲市長浜港から定期船で45分。猫の楽園と呼ばれる人口数名の島です。

内子

江戸時代木蝋の生産で栄え、国の重要伝統的構造物保存地区に指定された面影のあるの街並みの残るエリアです。伊予大須駅からJR内子線で約5分です。

八幡浜

ものがたり列車の発着駅ですが、松山からは内陸を走る急行列車だと50分弱で来ることが出来ます。

佐田岬の根本部分にある町で、映画「すずめの戸締り」のロケ地として登場しました。全国的に人気になった塩パン発祥のお店があります。定期船で渡る大島はエンジェルロードが有名で、レンタサイクルで島を一周するのもおすすめです。。

今治

松山駅からJRで36分。広島県尾道市までを結ぶしまなみ海道の入口です。来島海峡大橋は世界初の三連つり橋です。自転車や徒歩でも渡れます。バスや時間に余裕があればバスやフェリーで足をのばして、瀬戸内海の無人島・うさぎ島に行くことも可能です。

西条

松山駅から伊予西条駅までは約1時間です。西日本最高峰石鎚山からの伏流水の打ち抜きが有名な水の都です。

乗車レポ

伊予灘ものがたりは2022年に初代車両老朽化のため2代目車両がデビューしました。私が乗車したのは初代です。写真やレポはその当時のものになります。

モデルプラン

1日目 内子観光 宿泊

2日目 伊予灘ものがたり・双海編(伊予大洲~松山)乗車。その後西条に移動し観光。

 

愛媛旅行は何度か経験があるため、王道の松山・道後は外したプランを組みましたが、それぞれ素敵な町でした。

 

車内の様子

乗車するとテーブルセッティングされています。特別感のある車内でディスプレイもこだわっています。洗面台や食器は愛媛の窯どころ砥部焼だそうで、コーヒータイムが近づくとカップが並びます。

 

伊予灘ものがたりの魅力は景色や料理も勿論ですが、沿線の歓迎っぷりがすごいところです。地元に愛されてる列車感がとびぬけています。



 

食事

2名で乗車しましたが、食事券は1枚だけ申し込み、車内の軽食を注文してシェアしました。この頃は温製料理がなかったので2段のお重でした。

 

景色

松山行きは下灘駅に加えて伊予上灘駅にも下車できます。めちゃくちゃインスタ映えする景色ですね。下灘駅青春18きっぷ木村拓哉さん主演のHEROのロケ地にもなった小さな無人駅です。

 

 

 

まとめ

リピートしたい列車ナンバーワン・伊予灘ものがたり列車と、旅行におすすめの愛媛観光地についてご紹介しました。

旅の参考になると嬉しいです。

 

 

 

 

iyonadamonogatari.com

 

 

 

 

 

 

 

長野観光1泊2日モデルコース 湯田中温泉に向かうワイン列車 乗車レポ

東京から新幹線で約一時間半の長野県。

善光寺松本城上高地や軽井沢、温泉と人気の観光地も沢山あります。

今回は長野ワイン飲み放題の観光列車に乗り温泉を楽しむ一泊二日のモデルコースについてご紹介します。

 

長野までの交通

東京駅から長野駅までは約224.3キロ。関越自動車道上信越自動車道経由で約3時間20分ほどです。

新幹線

北陸新幹線 はくたか・あさまで東京駅から長野駅まで約1時間半~1時間50分です。料金は8,340円です。

高速バス

都内から長野駅行きのバスを検索してみると多数の高速バスがあります。一例として、新宿07:10発長野駅前11:50着。約4時間40分です。価格は予約時期によって異なりますが、最安で2000円のものがありました。

 

長野ワイン列車

 

正式名称は北信濃ワインバレー列車といい、長野電鉄が運航しているイベント列車です。飲み放題の長野県産ワインと地元食材を使用したお弁当を頂きながら、北信濃の車窓の景色を楽しむ1時間40分の列車旅です。

 

「特急ゆけむり~のんびり号~」の車両の一部が北信濃ワインバレー列車として特別仕様に変身しています。使われる車両は元小田急ロマンスカーHiSE。かつては新宿から箱根湯本を目指して走っていた列車です。

 

「特急ゆけむり~のんびり号~」は特急と名前がついていますが、各駅停車と同じくらいの運転時間でゆっくりと走行します。展望席で人気の特急車両「ゆけむり」を使用しており、2階にある運転席に運転士さんが梯子で上る珍しい光景も見られます。車内では軽食や飲み物の販売もあるので、ワイン車両が満席の際はこちらを利用してみてはいかがでしょうか。

 

乗車には乗車券に加えて大人100円、小人50円の特急券が必要です。

運航日

土日祝日(1月1日除く)及び指定日

運行経路

上り 

湯田中駅 11:20発 → 信州中野駅 11:34発 → 小布施駅(約10分停車)11:56発 → 須坂駅 12:04発 → (村山橋 ≪約2分停車≫) → 権堂駅 12:26発 → 長野駅 12:30着

下り

長野駅 13:08発 → 権堂駅 13:10発 → (村山橋 ≪約2分停車≫) → 須坂駅 13:34発 → 小布施駅(約19分停車)14:00発 → 信州中野駅 14:15発 → 湯田中駅 14:32着

 

上下線とも小布施駅で10分以上の停車があります。

 

沿線の見どころ

村山橋(橋の上で停車あり)

・3つの線路が交差するポイント(タイミングが良ければ新幹線が見える)

・リンゴ畑

・栗畑

車両基地での車両のお出迎え(NEXや元東急の車両が車庫にいるかも)

小布施駅売店(りんごやジャムなどがホームで売っています) 

小布施駅ながでん電車の広場

 



観光案内列車『特急ゆけむり~のんびり号~』 | yukemuri | 快適生活サポート事業グループ ながでんグループ

座席

全て4人掛けボックスシート

1つのボックスに1組の利用で、相席になることはありません。

料金

大人(中学生以上) 1名6500円 

小人(6ー12歳の小学生)1名3250円

 2名以下の場合は+1000円(小人+500円)

 

トイレ

社内にお手洗いはありません。

小布施駅停車時に駅のトイレ利用可能。

食事

 

信州の食材を粉剤に使用した赤ワイン・白ワインどちらにもぴったりな「のんびりべんとう」。(お弁当は一種類のみです)

社内販売

沿線の郷土食の販売があります。

 

地ビール 善光寺浪漫

ダイスカットチーズ 

各種おやき 

栗かのこ羊羹ミニ 

信州中野産エリンギにぎり寿司 

小布施産サンりんごジュース

長野県産そばの実使用 韃靼そば

ワイン

信濃のワイナリーから厳選した赤・白・ロゼのワインがワインカウンターに並びます。

長野電鉄沿線の千曲川流域は千曲川ワインバレーと呼ばれ、沢山のワイナリーがあります。アテンダントさんもよく勉強されているようで色々気さくにワインについて教えて下さいます。

 

予約方法

運航日の3カ月前からの受付です。

WEB受付と電話受付があります。

WEB受付・電話受付とも7日前が受付締め切り日ですが、電話受付の場合は6日前が振込締切日になります。

運航日5日前から全額がキャンセル料負担となります。

 

沿線観光地

湯田中

信州を代表する温泉場です。湯田中・新湯田中・穂波・安代・星川の5つの地区に分かれ、沢山の源泉があり様々な温泉を楽しめます。

宿泊施設もホテルから小規模の旅館、ゲストハウスなどあります。

地獄谷野猿公苑

ニホンザルの生態を間近で観察できる場所です。温泉に入る猿・Snow Monkey として海外にも知られています。

営業時間:夏季8:30ごろ~17:00ごろ

     冬季9:00ごろ~16:00ごろ

入苑料 大人(18歳以上)800円

    子供(小学生~高校生)400円

竜王ソラテラス

世界最大級のロープウェイで行く標高1770mの世界。条件によっては雲海による幻想的な景色が広がります。

営業時間 ロープウェイ 9:00~19:00(10/2~11/5は18:00まで)

     カフェテラス ドリンク 9:30~18:30

            フード 10:00~18:30

     (10/2~11/5は17:00と17:30まで)

 

朝食を楽しむソラテラスモーニング、星空を楽しむ星空ナイトクルーズ、4月末から10月中旬限定のグランピングのコースもあります。モーニング実施日は8:00から、ナイトクルーズ実施日は20:40までのロープウェイ運航になります。

 

小布施

「栗と北斎と花のまち」として知られる北信濃有数の観光地です。葛飾北斎の肉筆画を多数収蔵する美術館や回遊式花壇のフローラルガーデンなどの見どころや、名産の栗のグルメを楽しめます。

秋にはモンブラン巡りをするモン活スポットとしても有名です。

長野

善光寺 



日本最古の仏像を本尊とし、1400年の歴史を誇る寺院です。現存する本堂は1707年建立で、国宝に指定されています。本尊の真下の暗闇の回廊を通るお戒壇巡りができます。

 

重要文化財・山門(三門)の上層部は拝観可能で、回廊からは長野市を一望できます。

 

商店の並ぶ仲見世通りは7777枚の石畳で本堂へと繋がっていて、善光寺の見どころの1つです。

 

善光寺には39の宿坊があり、食事や宿泊が可能です。伝統ある凛とした雰囲気のなか精進料理・宿坊料理が戴けるとともに、お朝事参拝の案内を受けることもできます。

 

本堂内陣券

開館時間 お朝事の1時間前から

閉館時間 4月〜10月 16時30分まで

       3月、11月 16時15分まで

       12月〜2月 16時00分まで

      (12月31日は13時00分まで/12月28日は8時30分まで

料金 一般 600円 高校生 200円 小中学生 50円 未就学児 無料

 

三堂(本堂内陣・山門拝観・経蔵拝観)と資料館・お戒壇巡りの共通券もあります。

一般:1200円 高校生 400円 小中学生 100円 未就学児 無料

 

アクセス:JR長野駅から最寄りバス停善光寺大門まで約15分(190円)。バス停から本堂までは徒歩約5分。ちなみに長野電鉄善光寺下駅で降車・徒歩約10分で行くこともできます。

信濃ワインバレー列車乗車レポ

10時32分東京発のはくたか559号金沢行きに乗車。

12時04分にJR長野駅に到着し、13時08分のワインバレー列車に乗車しました。

 

乗車前 改札通る前にトイレ済ませましょう

長野鉄道長野駅の改札前は道の駅的に蕎麦や野菜などの地場産品が並んでいます。支払いは改札で行います。列車の発車前は込み合います。ご注意ください。

 

ワインバレー列車の車内にはトイレ設備がありませんので、乗車前に済ませておくことをオススメします。トイレの場所は改札の外です。

 

ホームにはボードがあり、記念写真を撮ることができます。

 

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乗車中 景色とワインと車掌さんのアナウンスを堪能

お弁当とワイングラスがセットされていました。
走行中の車内アナウンスがとても充実しています。耳を傾けながら景色を見ていると沿線の魅力が良く分かります。

 

停車した小布施駅でりんご購入。

さらに車内販売の野沢菜のおやきも購入。

 



湯田中に到着

湯田中駅の旧駅舎は有形文化財です。

隣には湯田中駅前温泉・楓の湯があります。300円で入浴できますので、電車の待ち時間にひと汗流すのも良いですし、湯田中温泉に一泊して、翌日小布施観光などをゆっくり楽しむのが最高じゃないでしょうか。

 

まとめ

のんびり号以外の昼間の特急列車は座席指定席の販売があります。帰りの上り列車は特急ゆけむりの展望席を予約しました。雪景色のパノラマビュー見ごたえありました。

 

首都圏からのアクセスも良い長野旅。ワインバレー列車とても素敵な列車なので強くオススメします。

www.nagaden-net.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四国まんなか千年ものがたりで香川旅行 予約方法・周辺観光・乗車レポ

香川県徳島県の間の山沿いを吉野川に沿って走る四国まんなか千年ものがたり。停車駅近隣の観光地とともにご紹介します。

観光列車・四国まんなか千年ものがたり

JR四国香川県多度津駅から徳島県大歩危駅の間を土讃線経由で運航している観光列車です。

伊予灘ものがたりに続いて、四国で2番目に2017年4月に運航を開始しました。

コンセプトはおとなの遊山。大人の洒落た小旅行を気軽に楽しめる列車です。

 

路線図

香川県のやや愛媛県寄りの多度津高知県方向に向かう途中の徳島県大歩危の間の路線です。

旅のご案内|四国まんなか千年ものがたり

見どころ

国の登録有形文化財琴平駅の駅舎、列車か徒歩でしか行けない秘境の駅・坪尻駅での下車、そして四季折々の大歩危渓谷の美しさと、沿線の方々からの歓迎を楽しみながらの列車旅です。

運航日

主に金曜・土曜・日曜・祝日に1日1往復の運航です。

詳しい運航表は公式ページをご確認下さい。

 

下り

多度津駅発の下り列車はそらの郷紀行です。

多度津駅10:19発、善通寺駅10:26発、琴平駅10:48発、

そして大歩危駅12:47着です。

上り

大歩危駅発の上り列車はしあわせの郷紀行です。

大歩危駅14:21発、琴平駅16:31発、善通寺駅16:58発、そして多度津駅17:14着です。

 

座席

1号車 春萌(はるあかり)の章

若草色を基調とした春のイメージの車両。左右両方の車窓が楽しめる座席配列。1名からの利用が可能。

2号車 夏清(なつすがし)の章

夏の川、冬の空気を表した、徳島県の伝統工芸品・藍染のカラー。

長さ7mのベンチソファー(1番・2番。3番)は3名以上のみで利用可能。

3号車 秋彩(あきみのり)の章

紅葉色のソファーを基調とした秋のイメージの車両。

4名用のボックスシートは3名以上で利用可能。

料金

全車グリーン車指定席です。

乗車券の他、特急券とグリーン券が必要です。

多度津大歩危
  • 運賃1430円 
  • 特急料金(通常期1200円・繁忙期1400円・最繁忙期1600円)
  • グリーン料金1500円

合計金額は4130円~4530円になります。

 

善通寺・琴平~大歩危
  • 運賃1240円 
  • 特急料金(通常期1200円・繁忙期1400円・最繁忙期1600円)
  • グリーン料金1500円

合計金額は3940円~4340円になります。

 

10月1日以降は特急料金が1200円・グリーン料金が1700円になり、善通寺・琴平~大歩危が4140円・多度津大歩危が4330円になります。

 

お弁当を注文する場合は別途食事予約券5100円の購入が必要です。(2023年10月利用分より5600円)

 

特別オーダーサービス

花束とメッセージのサービスがあります。

  • Aプラン:2000円 花束・メッセージ・チェキ撮影
  • Bブラン:3000円 Aプランに加えてオリジナルきんつば・せんねんものがたりオリジナルCD

食事


トンネルの中での撮影のため影が写っております。

 

下り:さぬきこだわり食材の洋風料理

そらの郷紀行限定。金刀比羅宮にあるカフェ&レストラン神椿の調理長監修。厳選した香川県の地元食材を使った食事です。

上り:おとなの遊山箱

しあわせの郷紀行限定。徳島県三好郡の日本料理・味匠(みしょう)藤本の料理長監修。地元食材にこだわった料理や甘味を3段の重箱(遊山箱)に詰めています。

 

料理内容は3カ月に一度変更される予定です。

お弁当以外にもスイーツやおつまみの販売があります。

アルコール(ビール・地酒・果実酒)、ノンアルコールドリンク、ソフトドリンクドリンクは別料金です。

予約方法

乗車券・特急券・グリーン券は全国のみどりの窓口及び主な旅行会社で購入可能です。

あじな散歩道 ものがたり列車きっぷというセット商品はJR四国ツアーからネット販売されています。

食事券についてはJR四国の窓口を含め4通りの予約方法があります。

乗車日の1カ月前から予約可能です。受付可能期限や支払い方法に違いがありますので利用しやすい方法で予約ができます。

JR四国みどりの窓口及び全国区の主な旅行会社

現金又はクレジット決済。

4日前まで受け付け可。

JR四国旅の予約センター

銀行振込又は現金書留。

振込手数料は食事予約券の送料等は購入者負担。

10日前まで受け付け可。

TEL:087-825-1662 (平日10:00~18:00 土日祝10:00~17:00)

JR四国ツアー(WEB申し込み)

クレジット決済又はコンビニ支払い。

食事予約券の送料は購入者負担。

10日前まで受け付け可。

まんなか千年ものがたり列車の日帰り・宿泊ツアーもあります。

tabiwa by WESTER 

クレジット決済。デジタルチケット。

4日前まで受け付け可。

スイーツ紀行

アテンダントさん考案の毎年恒例の特別企画。

2月のバレンタインの頃に運航しています。

 

乗車レポ

ちょうど誕生日月でしたのでJR四国バースデイきっぷ(グリーン)を利用しての予約でした。

バースデイきっぷのご紹介

バースデイきっぷ |四国旅行 JR四国ツアー(駅コミ)

誕生月の3日間、JR四国全線と土佐くろしお鉄道全線の特急列車が乗り降り自由になるめちゃくちゃお得な夢のような切符です。購入時・利用時に誕生月であることを示す公的証明書が必要です。

3名までの同行者は「お連れ様用チケット」を購入可能です。

グリーン車用 15000円

普通車自由席用 12000円

 

旅程

1日目 高知県から香川県に移動。四国水族館とうどん屋。宇田津泊。

2日目 四国まんなか千年ものがたり乗車。大歩危観光の後特急南風で高知に戻る。

3日目 勿体ないけどJR利用なし。土佐久礼の大正市場などに行くことをオススメします。

 

当時私が高知在住だったため高知スタートでした。もうすぐ再乗車する予定ですが、香川IN高知OUTの航空券を予約しています。

出発:多度津駅



 

宇田津から多度津まではもちろんバースデイきっぷ利用です。

連休なので混んでいました。

 

多度津駅、自販機も列車仕様ですね。線路の向こうにお見送りの地域の方が集まって下さっています。

駅員さんが写真を撮ってくださったりとサービス◎でした。

 

車内の様子

ドア前のカーペット・素敵な車両ドアで気分が上がります↑↑。

 

テーブル

テーブルには景観の案内もありました。

 

琴平駅

停車するので大正12年に建てられた駅舎を外から見ることができます。

四国まんなか千年ものがたり列車専用の待合室があり、食事券購入者はウェルカムサービスが受けられます。

坪尻

秘境駅です。加速のため加速線路に後退して勢いをつけてから進むスイッチバックを体験できます。

 

 

阿波池田駅

駅長帽とオリジナルの法被を着用して記念写真を撮ることができます。

おもてなし

沿線の様々なところで地域の方が手を振ってくれます。

畑のなかの案山子で出迎えてくれている箇所もありました。

食事

最初に冷製料理が運ばれ、坪尻停車駅で散策した後に温製料理が準備されていました。

後にコーヒーも頂きました。

 

終点:大歩危駅

 

地域の皆様のお迎えで到着です。

私たちはこの後大歩危川下りをしてから土讃線の急行列車に乗り、高知に移動しました。

 

観光列車乗車前後のおすすめ観光地

宇田津エリア

四国水族館

 

大人も子供も楽しめる宇田津駅から徒歩約12分の水族館。

9:00~18:00(GWやお盆期間は9:00~21:00・夏休み期間は9:00~19:30)

大人 2400円 中学生 1300円 3歳以上 300円

田津駅から多度津駅までは9分 280円です。

本格手打ちうどん おか泉

うどん県に来たならうどん屋さんに行きたい人は多いはず。ですが、有名なうどん屋さんは郊外にあることが多く、また営業終了が早いことが多いのです・・・。公共交通で行くことができ、19:00まで営業しているありがたいうどん屋さんがこちら。

大歩危エリア

大歩危駅

無人駅。小那木爺が駅長。

線路脇に遊歩道があり吉野川側に展望台があります。

大歩危峡まんなか 

レストランと観光遊覧船があります。

観光遊覧船は年中無休・9:00~17:00の営業。

国指定の天然記念物・名勝に指定されている大歩危峡を往復約30分で遊覧。

大人 1500円、子供750円。

 

善通寺エリア

善通寺

弘法大師空海が774年に誕生した地として京都の東寺・和歌山の高野山とならぶ弘法大師三大霊跡のひとつ。

 

JR善通寺駅より徒歩約20分。無料市民バスで約8分。

 

熊岡菓子店

番組撮影でキンプリのメンバーや元サッカー日本代表の前園さんも訪れたレトロなお菓子屋さんです。カタパン、石パン、角パンなどの昔ながらの懐かしい味のお菓子を販売してます。

うどん巡礼

善通寺駅から徒歩圏内でうどん屋が数件あります。よく名前をきく人気店もいくつかあるのでハシゴしてみるのもオススメです。

琴平エリア

金刀比羅宮



こんぴらさんの名で親しまれている神社で、石段785段目の御本宮の他に石段1368段目の奥社があります。JR琴平駅から門前町をぬけるとこんぴらさんの大門があります。御本宮までは片道約1時間。

 

下りのものがたり列車の料理を監修している、境内のカフェ&レストラン花椿利用者は石段500段目の駐車場の利用が可能です。門前町の町歩きや花椿での食事だけでも楽しめます。

 

まとめ

観光列車・四国まんなか千年ものがたり、とても素敵な電車なので沢山の方に体験して頂きたいです。そして、JR四国のめちゃくちゃお得なバースデイきっぷ!みんなに知って頂きたい。

この後もバースデイきっぷ利用で、伊予灘ものがたりと志国土佐時代の夜明けのものがたりを乗る旅をしましたので機会があればご紹介できればと思います。

 

 

 

www.jr-shikoku.co.jp

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2泊3日で八戸・青森・弘前観光!青森旅行モデルコース 

青森旅行の計画
2023年初夏、四国から両親を招いての青森旅行に行ってきました。その時乗ったレストラン列車・東北エモーションの事は前回ご紹介したので今回はそれ以外にふれていきます。

初の青森旅行、本州最北部まで行くのでしっかり楽しみたい。

100%満喫できるよう青森について調べました。

 

 

 

青森までの交通

飛行機

羽田発青森空港行きの飛行機を調査。青森空港までの所要時間は約1時間15分。JALの早割で片道12,000円台からです。早割りを逃した場合はお得なホテルパックツアーの利用が経済的な場合もありますので価格チェックしてみて下さい。

 

空港からのアクセスは青森駅まで約14キロ。JRバス東北の空港連絡バスで約35分、料金は大人860円です。弘前駅までは約30キロ。江南バスの空港連絡バスで約55分、料金は大人1200円になります。

新幹線

次に新幹線です。東京駅から新青森駅までの所要時間ははやぶさで約3時間20分です。大人1人17670円。予約時期によってはトクだ値で25%オフ(13090円)や5%オフ(16590円)があります。

新青森駅から青森駅まではJRの奥羽本線で5分ほどです(190円)

高速バス

東京駅鍛冶橋駐車場から青森駅まで4800円、11時間15分の夜行バスがあります。22:20鍛冶橋駐車場発、翌朝9:35青森駅着です。

他にも羽田エアポートガーデンバスターミナルから出るバスや横浜発新宿経由で出発するバスなど色々あるようです。

 

 

 

青森で人気の観光スポット

青森観光本を購入。


 

 

 

大きなスポット的には弘前・八戸・奥入瀬が人気のようです。

 

一休の青森観光ランキングも見てみました。

【2023年】青森観光で行きたい名所!青森旅行おすすめ人気スポット24選 - [一休.com]

 

一休先生によると、青森県世界遺産白神山地など、豊かな自然に恵まれたところ。全国的に注目される弘前の桜祭りや、夏の風物詩・ねぶた祭りにもぜひ訪れたいところです。

ねぶた祭は8月です。

第1位 弘前城

1611年に2代藩主津軽信枚により築城されました。

建築時の形態が良く保存され、江戸時代からの現存天守12か所のうちの1つです。東北地方では唯一!

桜の時期はよくテレビでみるスポットですね。

ネトフリのオオカミちゃんには騙されない、の素敵な写真を撮るミッションの場所にも選ばれていました。桜の枝がハート型になっているスポットがあるようです。

 

9:00~17:00、さくらまつり期間は7:00~21:00の営業です。

本丸・北の郭は有料区域となっており、料金は大人320円・子供100円です。

弘前城植物園との共通券もあります。

2023年の桜まつりは4/21~5/5でした。

第2位 八甲田山

日本百名山の1つであり、標高1585mの大岳を主峰とする18の山々からなる複数火山の総称です。登山は6月上旬から紅葉は9月上旬からがシーズンです。冬はスキーやスノーボードが楽しめます。

 

また、ドライブコースの八甲田・十和田ゴールドラインには魅力的な沼や温泉があります。

 

青森駅からはJRバス十和田湖行きでで54分。

片道1250円、往復2000円でロープウェー(所要時間約10分)があります。

第3位 八食センター

八戸市にある新鮮な魚介類、乾物珍味など八戸名物が集まる市場です。店内で買った食材を炭火で焼いて食べられるお店など約60店舗が軒を連ねています。

マグロの解体ショーや八食料理道場などのイベントも年中開催されています。

 

八戸駅から南部バス八食センター行きで約10分です。

営業時間は市場棟と味横丁は9:00~18:00(ラストオーダー17:30)、厨スタジアムは9:00~21:00。

八食センター | 八戸のうまいもんがみんな揃う!The市場!八食センター

 

青森の食べ物・郷土料理

旅と言ったらグルメ。青森=りんごのイメージですが、日本海の魚介類、郷土料理からB級グルメまで様々なご当地グルメがあるようです。同じ青森県でも地域によって食文化に違いがあるようです。

海の幸

大間のマグロ丼 

旬は9月から12月。「マグロの王様」。

のっけ丼 

青森市の魚菜センターで販売している具材を好きにトッピングして作るマイドンブリ。

ウニ丼

4月から8月が旬。溢れそうなウニのドンブリ。

 

郷土料理

八戸せんべい汁 

南部地方の郷土料理。小麦粉で作られた南部せんべいを肉や魚・野菜で作られた汁に割り入れて食べます。

いちご煮

ウニとアワビの贅沢なお吸い物。名前の由来はウニを熱湯につけるとキイチゴのように見えるため。缶詰でも売ってました。

ご当地グルメ

十和田バラ焼き 

牛バラ肉と玉ねぎを醬油ベースの甘辛いタレで炒めた十和田エリアの家庭料理。B1のグランプリ。

津軽そば

大豆をつなぎに使った柔らかい麺が特徴。

津軽ラーメン

煮干しや焼き干しのだしベースの醤油味。こってり系からあっさり系まで幅広い。

写真は弘前のお蕎麦屋さんのカレーラーメンです。

 

みんなのランキングもチェックしました。

【人気投票 1~35位】青森の食べ物・郷土料理ランキング!おすすめ名物・ご当地グルメは? | みんなのランキング

第1位 煮干しラーメン

青森県民のソールフード。あっさり系と濃厚系に分かれるそうです。

第2位 りんご

生産量第1位。りんごの種類も豊富です。

産地弘前市ではアップルパイのマップもありました。

第3位 大間マグロ

青森県大間沖で漁獲されるマグロのブランド名です。

高級マグロです。

 

たまことトラベルの旅程表

1日目 東京駅7:32ー八戸10:24(はやぶさ5号) 

     奥入瀬渓谷 本八戸泊 

2日目 東北エモーション 青森泊

 

3日目 青森観光 (のっけ丼 ワ・ラッセ

             弘前観光 

             新青森16:38ー東京20:04(はやぶさ38号)

1日目

東京駅発の新幹線を利用しました。

新幹線のチケットを買う頃に、JALの6000円セールがあり、飛行機で行くことも考えましたが、新幹線の通ってない四国出身者が3人いるので、新幹線も1つのレジャーとして選択しました。行きたいところを網羅するため早朝発でした。

 

一日目の現地の移動はカーシェアを利用しました。駅前のコインパーキングから予約している車に直接乗れます。

 

目的地は奥入瀬渓流まっぷる紙面で一押しされてて、期待強めの場所です。

八戸駅から奥入瀬渓谷は車で1時間ほどです。

十和田バラ焼き

昼食に途中立ち寄ったのは大衆食堂上高地

バラ焼きのほかにもラーメンやせんべい鍋、カレーやカツ丼など豊富なメニューがありましたが、結局4人全員牛バラ焼き定食を注文しました。

 

奥入瀬渓流

約14キロの渓流はバスや徒歩でまわる事ができます。丁度雨も止んでいたので、石ヶ戸休憩所に車を停めてその周辺を散策しました。

石ヶ戸休憩所はトイレや売店もあり、観光バスも数台停まっていました。

ひんやりとした空気で、渓流の音が心地良いです。三乱の流れとアレとコレを見よう、と計画しておりましたが、いざ行くとどこがポイントが分かりません。

どこをとっても美しかったです。少し冷えるので羽織るものを一枚持っておく事をオススメします。

十和田湖

霧の十和田湖売店もボートも何もかも営業しておりませんでした。(涙)

みろく横丁

 


八戸屋台村みろく横丁という小さなお店が26軒集まった通りがありました。東北新幹線八戸開業に伴って平成14年にできたそうで、トイレもあり、きれいな屋台村です。全域バリアフリー対応だそうです。

地元の名物や地酒をつまみました。

 

八戸には横丁が8つあるそうで、ビギナー向けのみろく横丁のほかにもハーモニカ横丁やたぬき小路など情緒たっぷり、ディープな世界もあるようです。

 

2日目

八戸市魚菜小売市場

八戸といえば、毎週日曜日に開催されている巨大朝市、舘鼻岸壁朝市なのですが

残念ながら私たちが訪れたのは土曜日でしたので、陸奥港駅の魚菜小売市場に朝食を食べに行きました。

 

YouTubeでみた昭和な市場を創造していましたが令和4年12月にリニューアルオープンしたそうで、ピカピカでした。食堂でお味噌汁とごはんを注文し、市場で買った物を食べました。

 

この後は東北エモーションです。ひとつ前の記事に詳しく書いています。

ドリンクフリーのライブキッチンのレストラン列車、オススメです。

夕方は青森駅に移動しました。

A-FACTORY

青森駅から徒歩2分、駅前ビーチの前にある複合施設です。東北エモーション内でも出されていたシードルを作っている工房と飲食・物販のショップがあります。

有料の試飲もできました。おつまみも販売してます。



 

時間の都合で行けませんでしたが、その先には青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸も見えていました。列車を載せて北海道まで走っていたそうで、見学したかった。

 

この日の夕食はお寿司屋さんを予約していました。

両親も私も廻らないお寿司は緊張するビビりなのですが、飲み放題をつけた前日の居酒屋より安かったのでこれからは気楽に食べに行こうと思いました。

 

帰りにミルクラーメンの店の前を通ったのですが満腹で食べられず。コンビニでカップラーメンバージョンを見つけたので即購入。

 


 

 

 

3日目

青森駅周辺

午前中に青森観光して、弘前に移動します。青森駅前は魚菜センターやワ・ラッセなど観光施設が集約しているので効率よくまわることができます。

もう少し時間があれば八甲田丸見たかったー。

青森魚菜センター

朝食を食べるため、青森魚菜センターへ。各々が券を片手にマイのっけ丼を作りました。4人がそれぞれ買ったネタと値段を調査したところ、中央の通りに面したお店より端の通りに面したお店のほうがややお得かも?端ではエビは1券枚だったけど中央では2枚・・レベルの話です。



 


青森魚菜センター本店:定休日毎週火曜 朝7時~。

青森駅より徒歩5分

 

アウガ新鮮市場

魚菜センターのすぐ近くの青森市民の台所です。

イカの耳やらホタテの乾物などを購入しました。生鮮食品を送ることも出来るようです。前日夕方に覗いてみたら、ほとんどの店が閉まっていたので行かれる方はご注意ください。飲食店も少しありました。

ワ・ラッセ



ねぶた祭の歴史や魅力を紹介する施設です。賞を取ったねぶたが沢山展示されています。本物の祭りは見られないのでこちらで体験。大スクリーンに祭りの映像を流す時間が何回か予定されています。

大人620円。八甲田丸・アスパムとの共通券も販売していました。

JR青森駅すぐ前。朝9時~。

弘前

青森駅からJR奥羽本線で50分前後・680円です。人気観光地、弘前城と洋館、アップルパイの町です。リゾートしらがみに乗りたかったのですが時間が合わず断念。

弘前駅には駅ビルと観光案内所があり、大型荷物の入るロッカー、土産物売り場や待合所がありました。駅ビルの土産物コーナーの手焼きせんべいが絶品でした。

 

循環は100円バスが走っており、弘前城近くの市役所前バス停までは約15分でした。

洋風建築

弘前には明治から大正期にかけての洋風建造物が沢山残っています。弘前城周辺にあるので弘前城観光と合わせて楽しめます。

入場無料で見学できましたし、カフェ併設の施設もありました。

弘前城

テレビでみる桜の時期の弘前城公園は人で埋め尽くされていましたが、訪問した時は週末にも関わらず空いていて観光しやすかったです。

アップルパイ

弘前の名物で、駅の観光案内所ではアップルパイマップもおいてありました。

弘前城近くのカフェで頂きました。

こだわりのコーヒーのお店です。メニュー表も素敵。

 

まとめ

2泊3日の青森旅行についてまとめてみました。

最終日の夕食は弘前の駅でお弁当を購入し、はやぶさの車内で頂きました。東北エモーション無しの観光だけなら1泊2日でも奥入瀬、青森、弘前は楽しめると思います。

 

今回見送ったプランの中には十和田湖近くの温泉に泊まる、リゾートしらがみで鯵ヶ沢まで行き、ヒラメ漬け丼を食べてから弘前に行くというものがありました。(この場合のメインはリゾートしらがみです)

 

行きたいところを網羅したつもりでしたが、心残りは出来るもので、八甲田丸とミルクラーメンはまた行くことがあればリベンジしたいです。

これから旅行する方のご参考になれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東北エモーション 予約の取り方・乗車レポ 2023

 


 

 

三陸の海沿いに広がる景色を眺めながら食事を頂くレストラン列車・東北エモーション。

2023年夏に東北エモーションに乗るために初の青森旅行を計画しました。

大満足の東北エモーションのことをオススメの座席、八戸や久慈のアクセス・乗車レポを交えてご紹介します。

 

東北エモーション(TOHOKU EMOTION)とは

青森県八戸駅から岩手県久慈駅を結ぶ八戸線を、約2時間かけてゆったり走るJR東日本のライブキッチン付きのレストラン列車です。震災復興支援と東北の地域活性化を目指して2013年10月に運航開始されました。お弁当ではなく出来立ての料理がいただけます。

 

10周年のデコがされてます。


東北エモーションの運転日

金曜・土曜・日曜・祝日に運航していることが多いです。

運航時刻

往路 八戸駅11:06発 久慈駅13:02着。

復路 久慈駅14:18発 16:01八戸駅着。

復路のみ本八戸・鮫・種座海岸で停車します。

一日一往復の運航です。

料理

地元食材を東北伝統の食器や備品を使って演出して提供されます。

 

往路 ランチコース

前菜、魚、メインディッシュ、プティ・フール

復路 デザートブッフェ

デザートプレート、デザートブッフェ、オードブル

(現在は席での提供)

 

往路復路ともドリンクは、ビール・ワイン・シードル・ソフトドリンク。アルコールも含めて飲み放題。ドリンク飲み放題なのは、長野のワインバレー列車ぶりです。ワイン列車のことはそのうち書ければと思います。書きましたので興味のある方はご覧下さい。

 

監修を担当するシェフは年2回、メニューは年4回変わります。

座席

のってたのしい列車 ポータル>TOHOKU EMOTION:JR東日本

個室コンパートメント(1号車)とオープンダイニングの座席(3号車)があります。2号車はライブキッチンの車両で客席はありません。

車両の図の上側が海に面している席でオススメです。

 

東北にこだわった、福島の刺子織や青森のこぎん刺し、岩手の南部鉄をモチーフとしたインテリアです。

車体

キハ110系のフルリニューアル。

車体のインテリア、エクステリア、キッチンのデザインは東北地方の特徴を生かしたものです。

外観のデザインは山形出身のカーデザイナー奥山清行さん。フェラーリとかマセラティのデザインをしている方だそうです。

東北エモーションの料金

移動費・食事・ドリンクがすべて含まれた料金です。

往路 大人1名 9500円

復路 大人1名 5600円

個室コンパートメント料金1室3600円。 お土産付きで2名からの予約が可能です。

沿線の見どころ

ウミネコの繁殖地として国の天然記念物に指定されている蕪島(かぶしま)や種差海岸の天然芝生地、葦毛崎(あしげざき)展望台、地元の方が手を振ってくれる洋野エモーションがあります。

 

予約方法

「乗って楽しい電車予約サイト」にて発売されます。みどりの窓口での販売はありません。

予約時に座席選択画面で席を指定します。

乗車日の4日前までの予約が可能で、一度の操作で予約出来るのは2~4名です。

予約の変更は出来ませんが、当日午前9時まで予約確認画面より取り消し可能です。

出発の10日前から取消料が発生します。

「のってたのしい列車」予約サイト

発売日

2023年10月以降出発分(2023年10月~2024年2月)は2023年8月31日14時からの発売です。予約が取れないと噂もありますが本日見た限りでは一月後の日程からは空きもみられます。まずは予約サイトで確認してみましょう。

東北エモーション乗車を含むツアー情報

びゅう商品で東京発の1泊2日ツアーの取り扱いがあります。

リゾートしらがみも合わせて乗れるプランもありました。

ツアーは1名から申し込み可能です。

日本の旅、鉄道の旅 (国内旅行予約)|ツアー一覧|JR東日本びゅうツーリズム&セールス

物販 

東北エモーションに車内販売はありません。

 

 

東北エモーション 乗車レポ

四国から両親が上京し、4人で東京発青森2泊3日の青森旅行をしました。

青森旅行 旅程表 (2023年初夏)
1日目:東京→八戸へ。 奥入瀬渓谷。
2日目:東北エモーション
3日目:青森・弘前 青森→東京

 

予約にあたっての経験談

4人なこともあり、最初に予約時には往路の予約が取れず、復路のカフェコースのオープンダイニング席を予約していました。

 

出発2週間前くらいのタイミングで、たまたま予約サイトを確認したら、往路のコンパートメント個室が空いていたので、既存の予約をキャンセルし、新しい予約を取り直しました。10日以上前だったのでキャンセル料はかかりませんでした。

 

キャンセル料がかかる前のタイミングで取消しされる方がいる可能性があります。希望の日が空いてなくても、諦めずにマメにチェックする事をおススメします。

 

発着地・八戸駅へのアクセス

今回の旅行では前日に青森入りし、本八戸駅に宿泊していました。

前泊する方は繁華街に近い本八戸に宿泊する方が多いかもしれません。

本八戸駅から八戸駅は2駅8分なのですが、便が少ないので、11:00に着く電車と、9:59に着く電車しかありません。6分で乗り換えするか1時間近く駅で待つかの2択になります。

 

当日東京から八戸入りするなら、東京駅7:32発のはやぶさ5号に乗ると八戸駅に10:24到着です。

 

八戸駅は、お土産売り場の横に待合スペースがあるので座って時間をつぶすことは可能です。この列車に乗ることは両親にはサプライズだったので待合室のポスターにドキドキしました。

 

乗車は10:55からです。ホームに降りるとすでに列車は入線していました。

レッドカーペットが敷かれ、庇とランプ!特別感があって乗車前のワクワク感も観光列車の楽しみの1つです。

 

 

スマホの予約画面を見せて乗車します。

お見送りの駅員氏とシェフ氏。

東北エモーション車内の様子

1号車

コンパートメント個室です。上着や手荷物を入れる備え付けの棚もあり、機能性もなかなか。

2号車

手前にはウエルカムドリンクのスパークリングアップルが、奥では前菜が準備中です。

スパークリングアップルはノンアルコールで、すごく美味しかった。

食事中もこれを飲みたかったのですが、こちらはフリードリンクに含まれていないのでお代わりできませんでした。

3号車

左側が海側になります。

開放的な空間です。

ランチコース

普段は赤ワインと白ワイン1種類ずつなのですが、この時期は2種類ずつ用意されていました。

 

2023年4月から9月の往路メニューの監修は秋田のフレンチレストランSous-sus(スシュ)のオーナーシェフ。ソースと香りを大事に、季節感を感じられる料理だそうです。車内とは思えないランチコースでした。

 

前菜です。

サーモンのミキュイ (半分火が通ったっていう意味だそうです。)

豚足のクロケット

ローストポーク ガレットラップ

たまごとカリフラワークリーム

青森A-FACTORYのシードルと頂いております。飲み放題列車のコスパの良さをお伝えしたいのであえてお値段言いますと普通に買うと小瓶1つ660円もします。

お箸袋の裏は女性になっていて、細かいところまでカワイイです。今回は家族旅行でしたが、カップルや女子会での利用でもテンション上がるはず!

 

車内の色々は持ち帰りフレームにまとめてみました。



魚料理とメインディッシュです。

鰆のポワレ あさりと旬菊のソース。

ホロッツホロに柔らかいお肉、牛ほほ肉のブレゼはパンと頂きます。

列車旅も終盤のころデザートタイムです。

小箱に入ってサーブされます。中にはバッケブリュレ、シュークリーム、マドレーヌ。

ミニサイズで3つも入ってました。

 

 

東北エモーションからの景色

八戸駅を出発して、しばらくは市街地です。自宅のお庭から手を振ってくださる方がいました。「日本一の朝市で有名な陸奥湊駅です」などと、アナウンスで紹介があります。

その後海岸が広がります。ビューポイントでは少し停車して景色を楽しませてくれます。

地元の方が旗や手を振って下さってるポイントでは列車の速度も少しゆっくりになりました。地元の方の歓迎は10年間続けられてるそうです。暑い日や雪の日もあるでしょうに。ありがとうございます。

 

こちらも一生懸命手を振り返しています。

 

右下の写真の奥ではデザート準備中です。

乗車後 久慈駅からの交通

13:02久慈駅到着です。久慈駅の前には駅前デパートという名のビルがありました。

あまちゃんでは観光協会のビルとして登場しました。

徒歩10分弱で道の駅くじがあります。

 

一時間後に発車する復路の東北エモーションに乗る方もいらっしゃる様子でしたが、私たちはここからバスに乗って二戸駅に向かい、そこから新幹線に乗って青森に向かいました。ちなみに現実的に乗り換えが可能なのかどうか分かりませんが八戸行きの普通列車が13:03にあります。

久慈到着 13:02

バス 久慈13:35→二戸14:45 1570円

JR東北新幹線 はやぶさ25号  二戸15:24→新青森16:05→青森16:25

東京方面に向かうは15:19発はやぶさ32号に乗車すると18:04に東京駅に到着することができます。

 

二戸駅は大きな駅で、広い物産センターや、レストランなどありました。

徒歩1.1キロの場所にチョコレート工場には、製造過程の見学やカフェスペース、体験コーナーがあります。

まとめ

景色もお料理も素敵なレストラン列車、70歳代の両親もとても喜んでいて、いい親孝行ができたと思います。

 

最後にコンパートメント限定のお土産のお披露目です。

1人に1っミニトートバックを頂きました。復路はボールペンになります。いい記念になりました。

 

レストラン列車・東北エモーションすごく素敵な観光列車でしたのでかなりおススメです。次は青森旅行全体のことをご紹介します。

 

www.jreast.co.jp